この家がある防府市鋳物師町は、学校、駅、スーパーなど日常生活を送る上で重要なもののほとんどが徒歩圏内という防府市内でも利便性の良い立地です。そこに建つこの家は、大屋根による存在感があり、ゆとりのあるタイルテラスが印象的なファサードの家です。
お客様を迎える玄関ホールの空間は窓枠を下台のみにすることで重く見せず、色はこの家のイメージに合わせた黒を採用しています。階段の踏面や正面のニッチ の下台も同様に黒で仕上げることでこの空間に統一感を出ています。リビングも玄関同様に黒と白を基調とし、ほとんどの照明をすっきりとダウンライトでコー ディネートすることで、とてもスタイリッシュでハイセンスな空間となっております。さらに、お施主様の要望であったキッチン前の笠木やカウンターは白の人 工大理石を使い、周りの笠木を黒くすることで、結果的に人工大理石の清潔感、そして強調性が増し、リビングにとても良いアクセントを与えてくれるようにな りました。そんなスタイリッシュな空間から建具一枚先の和室は、1階は柾目の敷目天井、2階は真壁に無垢のデザイン天井と、洋と和で一軒の家の中で緩急を つけるかのような印象を受けます。
これから出来上がったこの新居と共に、いつまでも若々しくお洒落に暮らして頂けたらと思っております。
【防府市鋳物師町 M様邸】